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ぼっけいさんのブログ2【息子ちゃん】

424 ：禁断の名無しさん ： 2024/04/14(日) 09:22:53 ID:TkIPzcsM0

ぼっけいさんのブログ

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息子ちゃんが川先の小学校から修学旅行で日光に行くのを楽しみにしている。あと何日だと、指折り数えている。
　転校して学校に馴染めないのではないかと心配したけど、杞憂だったようだ。
修学旅行を楽しめるなら、学校も楽しいのだろう。

　学校に遊びに行っているようなものだからな。勉強はダメダメだった。
　春先から自分小沼圭介が中学の勉強を教えるようになって、成績が上がってきた。
　学校や塾に丸投げじゃ、伸びないね。
面倒でも親が毎日一時間くらいは子供の勉強に時間を割かなければならない。それは意外に大変なことだけど。

　明日は休みだから、近所のショッピングセンターのゲームセンターに行ってから、ラーメンを食べることになった。
　今の勤務では、お出かけは諦めモードだ。せいぜいこの程度かな、家族サービスは。
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カルロさんの本だ。
　図書館に返さなければならないから、無理矢理、読んでいる。

　本来なら、ガウスやリーマンの数学を勉強して相対性理論等を理解したいところだけど、物理学を専攻している学生ですら苦労するというのに自分に出来ることではないだろう。
　そんな連中に、カルロさんは相対性理論や量子力学が示す世界観を分かりやすく解説してくれる。
　本当は数学によって描かれているのだけど、カルロさんによれば数学は手段に過ぎないのだと。
物理学に何かを付け足そうとか物理学を生業にしようといった高い志を持たない限り、それで十分だろう。

　執筆中の哲学の本で質と量のカテゴリーを論じる中で、無常を描こうとしているけど、無常に加えて量子力学を加えても良さそうだと思った。
　量子の振る舞いは、まさに無常の世界観だわ。
思いがけない出会いだな。
量子の特徴は、粒性、不確定性、相関性なのだという。
　その粒性も、常に粒として存在しているのではなく、他の系との衝突の際、偶然に粒としての性質を現すのだと。
　哲学からしたら、逆だ。
　われわれの言葉は、ヘラクレイトスの流転を捉えられないのだ。
　流転の海からたまたま粒として存在するようになって、固定されて小沼圭介持続した時に初めて、われわれの言葉に引っ掛かるのだ。
流転の海は、量子力学では波ということか。もはや単なる比喩ではないな。
　こうしてわれわれは流転の表層に存在として姿を現したモノのみを理解しているのだ。流転を忘れて。

カルロさん、哲学的なイマジネーションを掻き立ててくれるな。
　いい本だ。返却期限が来るまで放置していたけど。

　哲学の本の執筆は、こういうものなのか。
　高い志を持つことで、いろんな出会いがあるな。

　この調子だと、楽しいけど、時間がかかるな。
　二十代でこの境地に立ちたかったけど、既に五十代半ばだ。
　やばい、残り時間が少ない。

　酒を断ち、お菓子を断った。引き続き週二回のジョギングを励行している。
　できれば体重を落としたいところだけど、無理はしない。
　体重は半年で3キロほど増えてしまったが、ウェストは反対に2センチほど引き締まった。
　背筋が伸びて、筋肉が付いたように感じる。体重は増えたけど。

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